活用事例-学童保育

学童保育の科目の一つとしてブンネ・メソッドを導入してみるのはいかがでしょうか。音感やリズム感の醸成だけでなく、社会性を育てる機会となります。

ブンネ・メソッドがもたらすもの

ブンネ・メソッドをうまく活用すれば多学年の子供たちが一緒になって楽しむことができます。簡単な楽器があるので、下級生もすぐにセッションの仲間入りすることが可能です。慣れてきた上級生は下級生に教えてあげることをとおして、学びを得ることができます。音楽のセッションを通して自らの役割を認識しそれを遂行していくことは何より大きな喜びと学びにつながっていきます。また、ブンネ楽器以外のピアノやギター、ドラムなど得意楽器がある子供はそれをもってセッションに参加するのも良いでしょう。自分の得意がコミュニティに貢献しているという意識は自己肯定感の醸成につながります。

外部の先生を呼んで「ブンネの時間」

時には外部のブンネリーダーを呼んでセッションの機会を作ってみましょう。日本ブンネ音楽協会が認定する講師は参加者の個々の能力や参加意欲を引き出します。全員がセッションを通して喜びを得られているとき、それぞれの社会的欲求が満たされていくことでしょう。ブンネ・メソッドは決して楽器の演奏方法を学ぶものではありません。簡単に演奏できる楽器を通して各自の自己表現や社会参加を促すための方法論です。協会認定のリーダーを呼ぶことでブンネ・メソッドの世界観をより如実に感じ取ることができるでしょう。